どの床材を用いるかが重要になってきます。
床材の種類は複数ありますが、この記事ではクッションフロアについて紹介します。
お部屋の床材の劣化があれば、
クッションフロアの張替を検討する人も多いのではないでしょうか?
今回は、クッションフロア張替の施工を行う
メリットとデメリットに加え、張替にかかる費用や注意点について解説させて頂きます。
目次
クッションフロアとは?
クッションフロアはクッション性に優れた床材です。塩化ビニールでできています。
大きく分けて、住宅用と店舗用が存在しますよ。
そのため、リフォームを進めていく上で
各クッションフロアの特徴について押さえておきたいところ。
まずは住宅用と店舗用の違いについて説明させて頂きます。
これから、クッションフロア張替の施工を行う方は一度チェックしてみてください。
住宅用
住宅用のクッションフロアは種類が多く、インテリアやお部屋のスタイルに合わせやすいのが特徴に挙げられます。
廊下部分や水回り、土間に用いられています。
洋室やキッチンの床材に使用されるケースも多く見られます。
厚さは1.8mmに対し、巾は182cmです。
店舗用
店舗用のクッションフロアは住宅用のクッションフロアに比べ、厚みがあります。厚さは2.3~2.5mmなのに対し、巾は182~200cmです。
室内だけでなく、土足部分にも用いられています。
玄関土間が汚れてきたら、土間のみの張替や上貼もできます。
厚みがあることで衝撃を吸収しやすいのが特徴的です。
クッションフロア張替のメリットとデメリットは?
クッションフロア張替の施工を行う際、どのようなメリットとデメリットがあるか知っておきましょう。
早速ですが、クッションフロア張替の
メリットとデメリットについて解説するので、気になる方は一度参考にしてください。
メリット
クッションフロアに張り替えるメリットとして、以下のものが挙げられます。・施工しやすい
・メンテナンスしやすい
・耐水性に優れている
・デザインが充実している
まずは各メリットについて触れていきます。
施工しやすい
クッションフロアは薄くて柔らかいので、施工しやすいのがメリット。好きな大きさに切り、両面テープで簡単に設置することができます。
メンテナンスしやすい
汚れや水がついても、布巾で拭き取るだけで綺麗になるのもメリットです。汚れが酷くても中性洗剤で手入れしやすいのも特徴に挙げられます。
日々の手入れを少しでも楽に行いたい場合は、
クッションフロアに張り替えるかどうか検討することをおすすめします。
耐水性に優れている
クッションフロアは耐水性に優れているのもメリットです。トイレや脱衣所、洗面所など、水回りの床に適しています。
デザインが充実している
色や柄が充実している点もクッションフロアのメリットに挙げられます。室内の雰囲気に合わせ、好きな色や柄を選択できます。
これから、リフォームを予定している方の中には、
理想の家または店舗を頭に浮かべている方も多いのではないでしょうか?
デメリット
メリットだけでなく、デメリットを踏まえた上で張り替えるかどうか決めることが大切です。クッションフロアに張り替えるデメリットは以下の通り。
・劣化しやすい
・傷が目立つ
・湿気がこもる
ここでは、各デメリットについて解説させて頂きますので、一度チェックしてください。
劣化しやすい
両面テープや専用のボンドで貼り付けるため、接着剤の劣化に伴い、クッションフロアが浮いてきます。
年数が経つにつれ、手入れの頻度が増えていくので張り替える際は注意しましょう。
傷が目立つ
床材を選ぶ際、傷が目立ちやすいかどうかが決め手のひとつに挙げられます。重い物を置き続けていると、凹みが目立つかもしれません。
また、家具などを引きずることで
クッションフロアが破れる可能性があるので、注意してください。
湿気がこもる
快適な室内にするためには、通気性を意識する必要があります。通気性が悪いと、湿気がこもり、カビが発生しやすくなるので、注意しましょう。
クッションフロアは通気性に優れていないので、湿気がこもりやすいです。
下地処理を行い、カビ対策を心掛けてください。
クッションフロアの耐用年数は?
クッションフロアの耐用年数は約10年。他の床材に比べ、耐用年数が短めです。
歩いている際に軋みを感じた時や汚れやシミが
目立ち始めると、交換する必要が出てきます。
クッションフロア張替の費用相場は?
クッションフロア張替にかかる費用は1㎡あたり約2,300円~3,500円こちらに出張費用や廃材処分費用などがかかるのが一般的です。
品番や仕様に伴う価格により、費用に差が出ます。
剥がれ防止に用いるソフト巾木はクッションフロア張替の際には
張替するのが一般的で横幅90cm幅で施工費込で約400円前後の費用がかかります。
約10㎡の部屋をクッションフロアに張り替える場合、約3~5万円の費用が必要です。
材料本体価格、施工費ともに各業者によって大きく異なります。
一般的に大手の会社やホームセンター、家電量販店などが
行っているリフォームは金額が高くなりがちです。
なぜなら大手の場合には中小企業や職人に下請けとして依頼する事がほとんどなので、
一般のお客さまは余分な費用を払う事になります。
張り替える場所によっても費用には差が出るので、注意してください。
費用相場は以下の通りです。
・6畳の居室:3~5万円
・4畳のキッチン:4~10万円
・3畳の洗面所:4~7万円
・1畳のトイレ:2~5.5万円
トイレや洗面所は居室に比べて手間がかかるため、費用が高くなってしまいます。
カーペットからクッションフロア張替の注意点は?
カーペットからクッションフロアに張り替える際、どこに注意すれば良いか意識しておきたいところ。
最後にクッションフロア張替の施工を行う上での注意点について解説させて頂きます。
DIYで行う場合は技術が必要
クッションフロア張替の施工はDIYでも可能です。DIYで済ませる際、十分な技術が求められます。
自分で張り替えられないと感じた場合は業者に依頼しましょう。
ホットカーペットによる変色に注意
ホットカーペットから発せられる熱や光により、クッションフロアが変色してしまう可能性があります。
これから、クッションフロア張替の施工を行う際は
ホットカーペットや床暖房に対応しているかどうかチェックしてください。
実物を確かめることが大事
クッションフロアの質感や厚み、色合いなどをサンプルでチェックすることが大切です。リフォーム会社に依頼をするとサンプル帳を持ってきてくれます。
DIYで行う場合にはサンプルをネットで注文する事ができます。
実物が届いた際、パソコンの画面で見た時のイメージと違うと感じる場合もあります。
サンプルを確認してから、張り替えるかどうかを決めましょう。
まとめ
クッションフロアは塩化ビニールでできており、クッション性に優れています。住宅用と店舗用は厚みが違うので、リフォームを行う際は注意してください。
薄くて柔らかいので、施工しやすいです。
ただし、特徴としては劣化しやすく、シミがついたり傷もつきやすいです。
フローリングなどに比べて安価となっていますので、
劣化してくれば再度の張替を検討するといいでしょう。
DIYでもクッションフロア張替の施工は行えますが、
失敗などが気になる方は業者に一度相談することをおすすめします。
皆様の要望や悩みを汲み取ったアドバイスができますよ。
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